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経験学習のススメ

経験学習デザイナー 阿部久美子のブログです

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スランプか成長か?

5月にスタートした執筆作業が、思うように進みません。文章を書くそばから、
書きたい内容や構成に疑問がわいてきて、手が止まってしまうのです。

そういえば、昨年あたりからそんな兆候がありました。
  これに何の意味があるのか?
  教えることなど出来るのか?
  これを書いてどうなる?
  これを伝えてどうなる?
そんな風に自問が始まってしまのです。

これはスランプなのか?と思いながらも、結局は落ち着くべきところに落ち着い
てくるのですが、ふとしたことから、こんな風に思えるようになりました。

この一年間、私自身が大きく変化しているので、私が切り取る世界が変わって
きているのです。今の私に似合う表現を探すのに、いつもより時間がかかって
いるのだと理解しました。
だから、今の状態はスランプではなく成長ととらえましょう。
私が新たに切り取った世界は今までよりもっと広いはず、もっと深いはず。
そんな風に思い直して、自由に気楽に表現してみたいと思います。

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'学び’は伝えられるか?

先日、Iさんとお話をして、つくづく思いました。
「学び」って伝えられるものなのだろうか?

元気、やる気、主体性、自律といった言葉と同じように、‘学び’も個人の内側で
起こるものですから、他者が作りだすことはできない、というのが私の持論です。
作り出すことは出来ないけれど、学びを生み出す環境とそれを促進する技術は確か
に存在するという確信はあります。

一番の近道は、人材開発に携わる人達が「学習者のスタンス」に立てるようになれ
ばよいということなのです。しかし、このことってどうやれば実現できるのだろう。

「私たちはもうとっくに学習者のスタンスに立っています」となりそうです。

とっても良いものなんだけど、言葉になかなかできない、伝えられないことって
世の中にはいっぱいあります。山ほどあります。
そういうものを伝えたい人たちは、苦労しながらそれを表現し、それを見たり
聞いたりして共感した人がまた自分の解釈を加えて表現し直し、また別の観点から
の考えを言う人が出てきたりして、何かと何かが重なって、何かと何かは分離して、
ぶつかったりつながったりしながら、だんだんと世界が見えてくるのでしょう。

そんな中に私もいるのかもしれません。
ともあれ、表現しよう、発信しよう、今自分にできることをやろう。
Iさんと別れたあと、そんな気分になりました。 


課題設定力

最近つくづく思うのですが、その人が適切な課題設定ができるかどうかは、成長
する上でとても大きなファクターだと思います。とくに学習者としては必須能力。

とくに、何かが上手くいかなかったあとの課題設定力が大切です。

上手くいかなかったのは、○○のせい
 こんな風にしか思えないと、そう思っている間中、真の課題が見えてきません。
上手くいかなかったのは、○○がなかったから
 こんな風にしか思えなかったら、○○が表れるまで上手くいきません

課題設定ができたからといって、すぐにモチベーションが上がるわけではあり
ません。心は落ち込んだまま、それでも課題が見えてきたという安心感の支えが
ありますから、立ち直りは早いでしょう。ある日ある時に、立ち直りのきっかけ
が、天からプレゼントされるのです。

一方課題設定ができていないと、他者や無いものを求めて、心や頭が忙しく働き
まくり、モチベーションは低下状態が続き、結果として自分自身のエネルギー
が奪われてしまう、という結果におわります。

課題設定がなかなかできない人を目の前に観ているのは、なかなか辛いものです。
しかし、そういうことも含めて、その人は今学びの最中です。
そーっと見守っていましょう。

青天井の学び

クライアントの経営会議でのことです。
私は3年前の経営会議の資料を持ち出し、そこに書かれていた3年先(つまり現在)
に向けた戦略の振り返りをしました。この3年間で、8割位達成されています。
こんな風に、自分達の成長を確認することも、時には必要です。

ところが、そのあとの管理職会議では、問題が次々と出てきてきます。
え~!そうなの~?

しかし、家に戻って一日経った今、思うのです
いろいろ起こってくる問題。それは3年前には起きなかった問題達です。
起きている問題そのものも、成長の成果なのです。

人も組織も、学びは青天井。
学びの手前には、必ず「問題」が見えています。
そんな思いを強くした一日でした。

ジタバタしよう

先日のクライアント先の会議でのことです。
業績好調なのに、何故か元気の無いNさんにこんな話をしました。

私「売上が好調の時って、逆に職場の不満がたまっていることがよくあるけど、
  あなたの職場は大丈夫?」
彼は一瞬絶句して、「その通りなんです・・・今いろいろ不満が出ていて・・・」
私「何か対策はとっているの?」
彼「ハイ、社員と面談したり、ミーテイングをしたりして、動いています」
私「そうなの。なら大丈夫。そのうち、きっと良くなる」

あとになって、この会話を思い出しながら、振り返ってみました。
私にもそんな経験があります。とくに、30代の課長時代は、いつもいつも、人の
ことでジタバタしていました。その時から感じていたことですが、何とかしよう、
よりよくしようとジタバタしていると、どこからか助け舟が来るものです。
それは部下からだったり、見かねたどこかの上長のアドバイスだったり、いろいろ
ですが。

  見て見ぬふりをする
  気がついても知らん顔をする
  その問題に蓋をする
  責任逃れをする
  問題から逃げる


ようするに、そういうことをしなければ、何とかなるものです。
よりよい方向にジタバタしているうちに、組織の中の叡智が目ざめるもの。

そのジタバタの仕方が、「経験からのよりよい学び」を積み重ねていれば、
大丈夫なのです。
そんなジタバタも、学習者のスタンスの仲間にいれてあげたくなりました。

現場を任されているリーダー達よ、頑張ってね!とエールを送りたくなりました。

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