経験学習のススメ

経験学習デザイナー 阿部久美子のブログです

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「引き出す」の次にくるもの

これまで質問の力として、
 アイデアを引き出す/やる気を引き出す/行動を引き出す
などなど、「引き出す」ことに随分と焦点が当たっていました。
私自身も引き出すという言葉を使ってきましたが、最近思うのです。
「引き出す」の次に来るのは何だろうと。

共に創る/生み出す/湧き出る

質問には、こんなことも出来るはずです。
いやいや、質問だけでは難しいかもしれない。
しかし、「場」と「質問」が組み合わされば、それはできそうです。

その場が必要とする質問を投げること。
その場が欲する質問を投げること。
その場が学ぶための質問を投げること。


投げ込まれた「質問」と質問を受け止める「場」が、
学習を共に創る
学習を生み出す
学習が湧き出る


質問者の役割は、場に「質問」を投げ入れること。
そんなことが出来る人を、学習促進者と呼びたいと思います。
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質問より問いかけを

今日、某企業の人事の方とお話しをしていて、急にこんな言葉がでてきました。
「私は、質問でなく問いかけという言葉を使いたいのです。」

そうそう、半年くらい前からそんな風に思っていましたが、言葉に出したのは
初めてです。

  見えている世界を広げてみませんか?
  信じていることに問いかけてみませんか?
  判断することから離れてみませんか?

これは、私のホームページのトップを飾る言葉ですが、これは皆問いかけです。

問いかけには、質問と違って、相手と同じ位置の目線を感じます。
問いかけには、質問と違った、何かを受け入れる優しさが漂います。
問いかけには、質問と違って、答えを求める響きがありません。
問いかけには、質問と違って、温かさを感じます。
問いかけには、質問と違って、答える側の自由度を感じます。

問いかけって言葉は素敵です。

質問力って何?

質問力ってなんだろう?
こんなベーシックな問いが、頭の中に渦巻いています。

何が問いを呼び起こしたかというと・・・
どんな良い質問でも相手がそれを受け止めなければ、良い質問にはなりません。
良い質問だ、と分かるためには、相手の反応が必要なのです。
逆に、シンプルでバカみたいな質問だと思っても、相手の中に深くしみ込むこ
ともあるわけです。

ならば、質問力の善し悪しを決定するのは相手?ということになるのでしょうか?
いやいや、やはり質問をするという行為に対して、質問力という言葉が存在する
のだと考えたほうが素直です。

私たちは何のために質問するのでしょうか?
 ・自分が知りたい何か知るため
 ・自分が相手の知りたい何かを相手と一緒に探るため
 ・何が見えているかを知るため
 ・何が見えないかを知るため
 ・何が分かっているかを知るため
 ・何が分からないかを知るため


こんな風に書いて見ると、質問力ってその人の生きる力につながりそうです。

大切なのは質問すること。
どんな答えが待っていようと、怖がらないこと。
どんな答えが来ても、怒らないこと、ガッカリしないこと。
質問の答えに執着せずに問い続けること。

今日の私の問いに対する答えはこんな感じでした。

自信喪失

私は去年まで‘質問会議’というのを教える仕事をしていました。
講座の中では、受講生の質問力をあげることも大切なミッションでしたから、
私自身の質問力についても、相当鍛練を積んでいたつもりでした。

ところが今、自分の質問力に疑問を持ち始めています。

私は自分が子育てをしている時には、世の中一般の親のように、あれを
やれの、こうしたら、あーしたら、というコミュニケーションしかできてい
ませんでした。後になって質問することの素晴らしさを知ったので、
子育てに質問を取り入れてみたくて仕方がなかったのです。

息子の孫娘が漸く3歳になり、よーしとばかりに質問をしてみました。
「お友達と何して遊んでんの?」

孫娘はちょっと考えてから、「わからなーい」と言って、ママのところに逃げ
て行ってしまいました。
あ、そうだ・・・
一カ月ぶりに会ったので、まだラポールも築けていないし、だいたい質問の
チャンクが大きすぎたのだ・・・と気が付きましたが、あとのまつり。

これまで、質問力は素晴らしいという点ばかりに気をとられていて、自分の
意見を主張したり、話したりすることの価値を軽んじていた自分に気が付き
ました。
よい質問には、それに答える力、話す力があって初めてつり合いが取れると
いうもの。質問する力と話す力は車の両輪のようなものです。


3歳の孫娘は大切なことを教えてくれました。
次回の戦略は、「ねえねえ、幼稚園のお友達のお話し聞かせて?」
これでいってみようと思います。

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