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経験学習のススメ

経験学習デザイナー 阿部久美子のブログです

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経験を生むのは何?

経験を学習に転化し、学習を行動に転化する

経験からのより良い学び方を語る時に、私が好んで使う言葉です。
しかし、最近ときどき思うのです。
学習を行動に転化する、という言葉の響きに物足りなさを感じています。

この物足りなさは何だろう?
この言葉が、伝えたいことを伝えきれていないという物足りなさです。

「経験を学習に転化し」と、「学習を行動に転化する」とつなげて表現している
ことで、あたかも二つが連動してしまっているように表現されています。
二つの間にある、時間軸、機会、チャンス、偶発性、関係性などの複合的な要素が
見えてこないのです。

と、ここまではいいのですが、ではなんて表現しましょうか?

今は、少し待ちましょう。
「問い」が立ちましたから、近いうちに答えが降りてくるでしょう。

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三層式研修成果発表

今日は、昨年秋にスタートした三層式研修の成果発表会です。
関係者のほぼ全員が出席して、一人一人の「学びと成長」を確認しあいました。

人数が多いので、一人ずつの発表はどう考えても無理。グループワークでの発表
となりました。出来るだけ多くの人とシェアしたいので、メンバーを変えて、
2回のグループワークを行います。
そしてそのあとに、「私の成長カード」の記入です。

この「私の成長カード」は、葉っぱの形をしています。
全員のカードを「成長の木」の絵が書いてある、模造紙に貼るのです。

そんなこんなで、一年間の研修は、本日無事に終了しました。

研修の成果は、一人一人の「成長実感」。
そんなことを確信させてくれた、受講者・OJT実践者・OJT指導者の皆さん
に乾杯!研修事務局として頑張ってくれた、S君にも乾杯!

私に素敵な経験をさせてくれて、ありがとう。
経験学習をふんだんに盛り込んだこの研修。私にとっても大きなチャレンジでし
たが、研修に参加する全ての人に、学びと成長がもたらされたことを、この目で
確かに見届けました。

ほんとに、ほんとに、ありがとう。

思わぬ質問

経験学習を人材開発に取り入れるというテーマで話をする機会を戴きました。

そこでの質問。

 ・経験って、どの程度の大きさのものを言うのですか?
 ・振り返りって、通常どの位まで深まるものなんですか?
 ・振り返りが深いかどうかは、第三者はどうやって分かるのですか?
 ・学習したかどうかは、誰が評価するのですか?

今までもらったことのない質問のオンパレードです。
こんな質問を出させてしまった私の完敗です。
ちなみに、その時の私の答え。
 ・自分自身が深く振り返れる人は他者の振り返りの深さがわかります。
 ・自分自身の学びを体感した人は、他者の学びにも敏感なものです。

なんだか答えになっているような、いないような・・・
前途多難な船出です。

自分の見えている世界のせまさを知りました。


愛犬の活躍

日曜日から一泊二日で、一家総出で日光に行ってきました。
娘一家と息子一家と私達夫婦で、3家族合同総勢9名の家族旅行。我が家の大イベ
ントです。日光はことの他混雑しており、4か月、1歳8カ月、4歳半の孫連れの旅行
は結構大変でした。

私達夫婦は一足先に帰る予定を立てていたので、午後4時には自宅に到着。
ここで、大変なことが起きたのです・・・

いつもいつもお騒がせの我が家の愛犬が、庭に面した日本間の戸をあけて侵入し、
家中を遊びまわっていたのでした。私の仕事場にも侵入。パソコンで遊んだとみえ、
キーボードはドロドロ。家中ドロドロ。階段を上ったは良いが下りられなくて、
申し訳なさそうな顔をして、愛犬は二階に鎮座していました。このバカ犬!

やはり一人で留守番をさせたのがいけなかったのか・・・
戸締りを一か所忘れたのはこちらのミスですから、愛犬に文句は言えません。
多分、夜に雷が鳴って怖かったのでしょう。

夫婦して、「この状況から我々が学ぶべきことは何か・・・」と唱えながら家中
掃除をしたのでした。一時間あまり汗だくになって掃除をして、きれいになった頃、
娘一家、息子一家が日光から戻ってきました。
そして、愛犬のご乱心を話題に、楽しい夕食をしたのでした。

「このアクシデントが我々にもたらした学習は何か?」と考えるも、答えは出ず。
ただ、そこには、掃除して気持ち良くなった我が家と、子供たち家族との楽しい
集いがありました。
フランス在住の娘たちの日本滞在も、あと3日です。毎日大変大変とぼやいていた
日々が嘘のようです。

愛犬の活躍により、きれいになった我が家で残りの日々を充実して過ごせそうです。


経営学習論

表題の題名の本を見つけました。
2012年9月1日出版の、東大の中原先生の御本です。早速アマゾンで注文しました。
どんなことが書いてあるのだろう?とても楽しみです。
でもちょっと高いのが玉にきず。
なんで、大学の先生の本は、高いのだろう・・・
そう言えば、学生の頃に購入した本は皆高かったですね。

それはさておき、中原先生のレンズで切り取った「経営学習論」はどんなものなの
だろう?
松尾先生のレンズで切り取った「経験学習入門」も拝読しました。
いろいろな人が、しかも大学の先生方がビジネス分野での「学習」に注目しています。
いいこといいこと。
どんどん注目して下さい。

先日偶然にも、私「経験学習のススメ」を読んで下さった方の書評を発見。
こんなコメントが寄せられていました。
   
  経験から学ぶということは、生き残るための知性なのだろう

いろいろな人が、いろいろなレンズで学習を語ってくれることに乾杯です。

忙しいと振り返れない?

セミナーなどで、振り返りの重要性をお話しすると、必ずと言ってよいほど出て
くる反応が、「重要性はわかるが、忙しいと振り返る時間がない」というものです。

今の私、まさに自分がそう言いたくなるような経験を積んでいます。
フランスから娘一家がやってきて20日が経ちました。慣れない生活に、この暑さ
が加わり、娘一家も私達夫婦も結構大変です。週末には長男一家が加わるので、
もう我が家は戦闘状態です。

でも、一日のうちに、何回か、こんな風に思うのです。
それは、しみじみ思うというより、頭の30センチ位上のあたりで、誰かが呟いている
感じなのですが・・・

 凄く大変だけど、今のこの時間は、とても大切な時間なのではないだろうか?
 あ~大変だ!疲れるぅ~と思って、「楽しむ」ことを忘れていない?
 こんな大変な思いができるってこと、幸せなのではないだろうか?

私が振り返れなくても、私の中の誰かが、ちゃんと振り返って、私にメッセージを
送ってくれています。このメッセージのお陰で、何とかあと9日間を乗りきれそうです。


中立であること

ファシリテーターには、中立的な立場をとることが求められています。
何度も使っているこの「中立」という言葉ですが、最近になってこの言葉の持つ
意味が気になり始めました。

中立という立場は、ファシリテーションの現場だけでなく、日常の生活の中でも、
必要になる時がやってきます。
私自身、過去に何回か紛争の調停にはいり、中立的な立場で紛争を解決した経験
があります。しかし、その時の自分は、本当に中立的な立場であったのか??
と、問われると、どうなのだろうか?自分は中立的立場を取ったつもりだけれど
周囲からはそう見えない時もあるのです。

広辞苑を引くと、「中立とは、いずれにも偏らずに中正の立場をとること」と書
いてあります。

「いずれにも偏らず」とは、どういうことなのでしょうか?
「いずれにも偏っていない」ということを、どうやって知ることができるので
しょうか?

しばし悩んだ末に、出た結論は次のようなものでした。

いずれにも偏らないためには、いずれにも偏っていないと判断している自分が
見えていなければなりません。そのためには、自分の思考や判断を様々な角度
から何度でも振り返って、中立であったかどうかを確かめることも大切です。

振り返りをすることの意味は、この「自分を見ている自分」に出会うことなので
はないだろうか?

夜になって秋風がそよぎ、庭で鈴虫が鳴いています。
過去の苦しかった紛争の調停という経験を思い起こしながら、「中立」という
キーワードから何かを学べといわれているように感じたのでした。

小さな振り返りの日々

ここ2週間ばかり、我が家にはフランス在住の娘一家が、夏休みで里帰りをして
います。異文化の人と生活を共にする、同じ屋根の下で暮らすというのは、結構
大変なもので、小さな行き違いや習慣の違いからくる違和感はしょっちゅうです。

そんな時、ムカッとしたりイラッとしたりする反応が起きるのですが、すぐに
小さな振り返りが起きて、おさまってしまいます。つまり、振り返ることで、
彼らの行動や態度が理解できるので、感情はおさまるのです。

でも、これでいいのかなあ・・・
こちら側が相手を理解できても、これでは相手がこちら側を理解する機会がなく
なってしまうのではないだろうか・・・

とまた、振り返っている私。(職業病かも??)

しかし、こんな感触も、今は心の中にしまっておきましょう。
後で考えれば、きっと笑い飛ばせることばかりなのだと思います。
目の前で起きていることには、全て意味があるはずなのです。
毎日を大切に、粛々と過ごしましょう。

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