経験学習のススメ

経験学習デザイナー 阿部久美子のブログです

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青天井の学び

クライアントの経営会議でのことです。
私は3年前の経営会議の資料を持ち出し、そこに書かれていた3年先(つまり現在)
に向けた戦略の振り返りをしました。この3年間で、8割位達成されています。
こんな風に、自分達の成長を確認することも、時には必要です。

ところが、そのあとの管理職会議では、問題が次々と出てきてきます。
え~!そうなの~?

しかし、家に戻って一日経った今、思うのです
いろいろ起こってくる問題。それは3年前には起きなかった問題達です。
起きている問題そのものも、成長の成果なのです。

人も組織も、学びは青天井。
学びの手前には、必ず「問題」が見えています。
そんな思いを強くした一日でした。
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知識と経験

経験からより良く学ぶことと知識習得は、とても大きな関係にあると思います。

特に人材開発においては、知識学習と経験学習の融合が大切だと思っています。
そのためには、次の3つの「機会」を人材開発に組み込みましょうというのが、
今の時点での私の持論です。

  ①知識をこれまでの経験に照らして理解できるような機会
  ②知識を現場で活用する機会
  ③①と②の他者の経験を共有して、他者の経験からも学ぶ機会

しかし、まてよ、と私の頭の中にランプがともりました。
いやいや、知識と経験には、もっと大きな関係がありそうです。

経験からの学び方が身についてくると、自分に必要な知識が自分に向かって飛んで
くる! という効果があるのです。これは、私自身の実感の中で確かな確信がある
のですが、その理由が見つからないでいました。

今、ようやくわかりました。

振り返りをすることで、自分の中に答えの見つからない無数の問いが立つのです。
問いが立つと、それは答えが見つかるまで、答えを探し続けています。
意識しようがするまいが、脳の中のどこかで、何故だろう?どうしてだろう?と
考え続けています。
だから、人の話やニュースや映像情報、文字情報などの外界の情報から、自分の
欲しい知識を効率よく引き寄せることができるのです。

問いが多ければ多いほど、引き寄せる知識も増えてきます。だから、自分の知りたい
ことが、あちらから飛んでくるように思えるのだと思います。

うん、なかなか素敵な私の持論ができました

きついフィードバックをもらいました

昨日、合気道二級の審査を受けました。
何とか合格はしたものの・・・・二つの注意を受けました。

   ① 捌きが小さい 
   ② 技が不正確

頭の上に岩がガーンと落っこちてきたようにへこみました。
合格したことよりも、受けた注意の方が気になり、全く素直に喜べませんでした。

たとえば、私流にビジネスの言葉に置き換えるなら、
   ① リーダーシップが発揮できていない 
   ② ひとつひとつの仕事がいい加減

ということになりそうです。

しかし家に戻っていろいろ振り返ってみると、なんだ、そのとおりじゃないかと
思い始めました。むしろ今の時点でこのフィードバックを戴けたことは、とても
タイムリーなことではないかと思えたのです。
明日からの稽古の課題が明確になったことに感謝です。

むしろ問題は、ビジネスの言葉で置き換えた方かもしれません。
経験学習を取り入れた人材開発を広げたい!そう思っている私は、
リーダーシップを発揮しているだろうか?
ひとつひとつの仕事はいい加減ではないのだろうか?

合気道で起きていることと仕事でおきていることは、不思議とつながっている
ようなのです。

前提思考が動く時

前回のブログで、左手を鍛える決心をしたことを書きました。その後驚くほど
順調に、この決心を行動に移せています。マウス操作は殆ど左手です。
右手の痛みは心なしか和らいできたようです。

痛めた右手人差し指を治療するも、半年たっても直らないという経験を繰り返した
結果、私の中に大きな振り返りが起きたのでした。それは、普段から右手に頼り
過ぎという振り返りです。そして、これまで右利きだから右手を使うのは当たり前
という前提思考が大きく変化したのです。

今更ながらに、前提思考が変わることの威力を感じています。
前提思考の変化は、新たな行動へのコミットメントを生み出します。
コミットメントが強ければ、目的達成の可能性も高まります。

ではでは、人は、どんな時に前提思考を変えることができるのだろう?

  部分でなく全体を見渡せた時
  不完全さを受け入れて可能性に目を向けられた時
  これ以上打つ手はないという危機感を感じた時
などなど。

つまり、上手くいかないことや不完全なことは、見方を変えれば、やっぱり全てが
学習の種になるのだねと、改めて思ったのでした。

左手を鍛える決心をしました

今年の5月連休明けごろから、右手の人指し指が痛いのです。接骨院で治療するも、
ちっとも治る気配がありません。

まあ、昨年からの一年半位の間に、本を書き、テキストを3冊執筆し、ああ、無理が
来たのだな・・・と思ってはみるのですが、いざ痛くなってみると、執筆以外でも、
自分がどれだけ右手の人指し指を使っているかを痛感します。

あまりに治らないので、瞑想して右の人指し指とお話ししました。(冗談です)
でも、ハッと気づいたことがあるのです。

これまでの人生で、あまりに右手に頼り過ぎていたのではないだろうか?
よし、これからの人生は、左手を使おう!
すこしでも右手を休ませてあげよう!

それに♪
私のはまっている合気道でも、そろそろ右手と同じレベルに左手を持っていかなけ
ればならない時期に来ているのです♪

今日から、楽しく左利きをめざします。


思考が静まってきた感じ

合気道に出会ってから3年あまり経ちますが、今私の中に小さな変化を感じて
います。

私にとっても一番の壁は、「思考」
 あ~でもない、こ~でもない、と頭の中で勝手に暴れまわる思考
 こう言えばああ、あ~言えばこう、と一人相撲を始める思考
 次のこと、次のことを考えて勝手に心配事をつくり出す思考

これらの思考の悪癖が、少しずつ静まってきたというのが実感です。

ただただ一生懸命稽古していると、先生の言葉が天から降ってくる。
その言葉に耳を傾けると、体が素直に反応し、技につながってくる。

そんな感覚を得る瞬間があるのです。

夜空に輝く星は、そのひとつひとつが、先生や先輩からの教えの言葉。
教えられたことはすぐには出来ないけれど、その言葉に照らされて稽古をしている
と、いつかどこかのタイミングで、その星が自分に降りてきて技につながってくる。

なんとまあ、乙女チックなメタファーでしょう!
でも、これが私の合気道の楽しみ方です。

関係性のパワー

先日高校時代のクラス会に参加しました。8年ぶりのクラス会は大盛況でした。
誰しも経験することだと思いますが、クラス会の場は、40年前の教室にワープ
したような、不思議な空間となりました。女子高時代の教室の再現です。
話し方や仕草、関係性や雰囲気など、みんな全然変わっていません。

ひとりひとり、違う人生を送っているのに、何故そうなるのだろう。

集団で築きあげてきた関係性って、すごいものですね。
40年経ったいまも、記憶の中にあるその関係性を自然に再現するのだから、
ほんとすごいです。

関係性を共有した人間が集まると、その場が再現するのですね。
そこに集う皆が、自分の記憶にある関係性という記憶に基づいて、話をしたり、
感じとったり振る舞ったりするから、そこに40年前の「場」が出現するのですね。

おそるべし、関係性
「関係性」というパワーに、ますます注目したくなりました。

ジタバタしよう

先日のクライアント先の会議でのことです。
業績好調なのに、何故か元気の無いNさんにこんな話をしました。

私「売上が好調の時って、逆に職場の不満がたまっていることがよくあるけど、
  あなたの職場は大丈夫?」
彼は一瞬絶句して、「その通りなんです・・・今いろいろ不満が出ていて・・・」
私「何か対策はとっているの?」
彼「ハイ、社員と面談したり、ミーテイングをしたりして、動いています」
私「そうなの。なら大丈夫。そのうち、きっと良くなる」

あとになって、この会話を思い出しながら、振り返ってみました。
私にもそんな経験があります。とくに、30代の課長時代は、いつもいつも、人の
ことでジタバタしていました。その時から感じていたことですが、何とかしよう、
よりよくしようとジタバタしていると、どこからか助け舟が来るものです。
それは部下からだったり、見かねたどこかの上長のアドバイスだったり、いろいろ
ですが。

  見て見ぬふりをする
  気がついても知らん顔をする
  その問題に蓋をする
  責任逃れをする
  問題から逃げる


ようするに、そういうことをしなければ、何とかなるものです。
よりよい方向にジタバタしているうちに、組織の中の叡智が目ざめるもの。

そのジタバタの仕方が、「経験からのよりよい学び」を積み重ねていれば、
大丈夫なのです。
そんなジタバタも、学習者のスタンスの仲間にいれてあげたくなりました。

現場を任されているリーダー達よ、頑張ってね!とエールを送りたくなりました。

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