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経験学習のススメ

経験学習デザイナー 阿部久美子のブログです

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違和感と安心感

ボストンマラソンの爆弾テロ事件の犯人が捕まりました。
TVニュースでは、犯人逮捕に歓喜する若者たちを映し出しています。その映像
をみて、何かしらの違和感を感じたのは、私だけではないでしょう。
犯人が捕まった、厳戒態勢の中外出も出来なかった緊張感から解き放たれてホッと
した・・・という以上の喜びようです。

一晩明けて今朝の新聞には、ボストン市民の声が寄せられていました。

・犯人の考えは理解できないが、何故そう思うようになったのか知りたい
・こういうことが起きる社会に問題があるのではないかと思う

昨日感じた違和感の中に、一筋の明かりが差し込んだような気がしました。

私たちが聞くこと、目にすることなどは、全てが断片です。
それでもやはり、自分の中に沸き起こる違和感は大切にしたいと思います。
違和感の中に新たな気づきや発見が生まれた時、自分の心が洗われ広がるのか
もしれません。

違和感を違和感として扱うことの大切さを感じた瞬間でした。
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向き合うということ

昨年末の胃の不調から、早4ヶ月が経とうとしています。
随分良くなり体力も戻ってきました。社会復帰しましたよ~。
ほぼ普通の生活に戻っています。

この4カ月を振り返ると、食生活をとおして、自分の身体に向き合るという貴重な
経験を得たように思います。

頭で食べたいと思うモノと、胃が食べたいと思うモノは違うのだ!ということが
ようやく分かってきました。胃が食べたいものを食べている時は、胃が本当に幸
せそうなのです。
一方、頭で食べたいと思うけれど胃は食べたくないモノを食べてしまうと、その後
に不快感、けだるさ等々がでてきます。

私の悪い癖で、周囲に気を使ったりその場の雰囲気に合わせて食べてしまうと、
そのあとが怖いです。だから、常に胃に向き合っていなければならないのです。
そしてダメなものはダメときちんと自己判断しなければならないのです。

時々失敗しては、胃に、
 「この未熟者!まだ分からないのか~」
 「脇が甘い!気をつけろ~」
と叱られているような気分になるのです。

勘弁してよ! もうそろそろ良くなってもいいでしょう?
と言いたいけれど、胃は私の一部ですから、文句のつけようがありません。

向き合うって、こういうことなんですね。

しかし、手に入れたものも大きいです。
 ・夜8時以降は飲食禁止
 ・野菜・豆類・魚中心の食生活
 ・麦を取り入れた御飯
 ・化学調味料を使わず素材を活かした料理の数々

向き合えば向き合っただけのご褒美はあるものです。
そして、向き合うことは、経験から学ぶための基本なのだとしみじみ実感
しています。

'学び’は伝えられるか?

先日、Iさんとお話をして、つくづく思いました。
「学び」って伝えられるものなのだろうか?

元気、やる気、主体性、自律といった言葉と同じように、‘学び’も個人の内側で
起こるものですから、他者が作りだすことはできない、というのが私の持論です。
作り出すことは出来ないけれど、学びを生み出す環境とそれを促進する技術は確か
に存在するという確信はあります。

一番の近道は、人材開発に携わる人達が「学習者のスタンス」に立てるようになれ
ばよいということなのです。しかし、このことってどうやれば実現できるのだろう。

「私たちはもうとっくに学習者のスタンスに立っています」となりそうです。

とっても良いものなんだけど、言葉になかなかできない、伝えられないことって
世の中にはいっぱいあります。山ほどあります。
そういうものを伝えたい人たちは、苦労しながらそれを表現し、それを見たり
聞いたりして共感した人がまた自分の解釈を加えて表現し直し、また別の観点から
の考えを言う人が出てきたりして、何かと何かが重なって、何かと何かは分離して、
ぶつかったりつながったりしながら、だんだんと世界が見えてくるのでしょう。

そんな中に私もいるのかもしれません。
ともあれ、表現しよう、発信しよう、今自分にできることをやろう。
Iさんと別れたあと、そんな気分になりました。 


職場の学びをデザインする

昨年秋にスタートした「人と組織の学びをデザインする」という6回の連載が終
わり、ホッとしています。連載のタイトルはこんな感じです。
  第一回  「経験から学ぶ」という学び方
  第二回  人材開発プログラムをリ・デザインする
  第三回  職場と研修をつなぐ研修デザイン 
  第四回  学習促進型人材の育成
  第五回  職場の「学び」をデザインする
  第六回  人と組織に「学び」をインストールする
中でも一番苦労したのが、第5回目の‘職場の「学び」をデザインする’でした。
かなり時間をかけて考えました。

第6回目の執筆が終った次の日に、今度はいつも執筆を依頼してくれる日本監督士
協会様から、「人を育つ職場学習の進め方」のようなタイトルでと原稿を依頼され
たのです。偶然とはいえ、タイミングがすごいです。

うーん、もしかしたら職場学習は今私が一番取り組みたいテーマかもしれません。
職場学習について執筆していると、いつになく熱くなっている自分を感じています。
長ーい冬眠から覚めた気分です。

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