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経験学習のススメ

経験学習デザイナー 阿部久美子のブログです

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ざわめき

合気道の道場に、トルコ人の初心者が入門してきました。日本語も英語も話せま
せん。冒頭に先生から、彼は宗教上の理由で女性とは組めないのだという説明が
ありました。

私の通う道場は、ほとんどが男性で、女性はほんの数人です。ですから稽古で
私一人が女性ということは、とても多いのです。そのことに何の違和感もなく、
普通に過ごしてきたのですが・・・
女性とは組めない人が目の前に現れたとき、私の中になにか大きな違和感とざわ
めきが起こりました。

家に戻ってから、自分の中にあるざわざわして気持ちにゆっくり向かい合ってみ
ました。いろいろな思いが巡ります。
  男女差別を幾度となく感じてきた私の人生
  頭に銃弾を受けながらも、女性にも教育をと訴えている彼女のこと
  男に負けたくないと頑張ってきた自分
宗教上の理由とはいえ、性差別の現実を目の当たりにしたことに多少のショックを
受けたのでした。

しばし振り返るうちに、文化の違い、価値観の違いに接したときは、受け入れるか、
諦めるしかないのだという、フランス滞在中の教訓(2013年1月26日)がよみがえ
ってきました。自分で自分のブログを読み返しながら、ざわめく自分を受け入れる
とともに、現実に対処するしかないのだと思えるようになりました。

私が私に教えてくれました。
しかし、いろんなことがありますね。まったく。

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声が届いた

今日、久しぶりに満員電車にのりました。目的地の一駅前の千駄木駅では、出口
の反対側にいたので、次の根津駅で降りられるかしらと、と思案しているうちに、
二つのことを思い出します。

一つ目は、自分が半身になってすり抜けられる体制がいいんだということ、
二つ目は、周りの人々に協力を呼びかければいいんだということです。
まずは、出口に向けて半身の体制をつくり、次に小さい声ですがはっきりと、
出口方向に向いて「おりまーす」といったのです。

すると、どうでしょう! 私に背を向けている人たちが少しずつ少しずつ、私の
声の矢印の両側に動いて、見事に出口に向けた花道ができたではありませんか!!

一瞬、私の声が届いたんだという感動に包まれ、その場にいる人たちとの一体感
を感じました。方向を合わせることと、はっきりとした意思を込めることで、
こんなにも声って届くものなのだと実感し、嬉しくなりました。

小さな小さな幸せに包まれて、仕事先に向かったのでした。

只今対話中

先週の土曜日から、私は左足の薬指君(なぜか私の中では男の子)と対話を続け
ています。

ことの発端は、合気道合宿の初日、稽古が始まってほんの5分しかたっていない
時に、左足の薬指を踏まれて捻挫したのでした。ガチガチにテーピングをして、
なんとか合宿は乗り切ったものの、家に戻ってみれば、痛くて痛くて・・・
小さな部位とはいえ、立派な捻挫です。

あれから一週間、接骨院に通いながら、毎日薬指君と対話をしています。
触ってみたり、伸ばしてみたり、歩いてみたり、周囲の筋肉や腱との関係を確かめ
てみたりする中で、確かな対話の実感があります。昨晩は周到な対話の末、多少の
リスクを覚悟で一週間ぶりの稽古に復帰しました。

私の中では、もう一つのことが起きています。
私を踏んづけた197センチの外人さんの姿が脳裏によみがえり、体格差がありす
ぎる人との稽古へ怖れとなって、私を苦しめます。
日常の生活の中でも、家具の脚にぶつけたらどうしよう、がさつに家じゅうを動き
回る主人のスリッパが足にあたったらいやだな、愛犬がじゃれついてここを踏んだ
らどうしよう、などのネガテイブな妄想がいっぱいです。

対話と妄想の質の違いをヒシヒシと感じつつ、しばらくは薬指君との二人三脚の
日々が続きます。

妄想よ、あっちにいけ~

ねばり腰

昨日、合気道の合宿から帰ってきました。毎年恒例の岩井合宿です。
沢山の道場が参加しているので、いろいろな人と稽古できるのが魅力です。

その中に、印象的な二人の女性がいました。一人はとても力強い女性です。体格も
いいのですが、とにかく女性とは思えない力強さです。もう一人は、モデルさんの
ようにスラリとした長身の女性ですが、稽古をみていると抜群の安定感です。

一方私はというと、3人の先生から、こんな風に注意されました。
 ・そこであきらめない!
 ・もっと腰を落として。
 ・粘り腰が出てくるといいんだけどね。

合宿からの帰り道、二人の女性を思い浮かべながら、ハッと気づきました。彼女
たちの力強さと安定感は、「腰」にあると気づいたのです。

粘り腰。私に足りないのは粘り腰。

急に高校生の頃の部活を思い出しました。バドミントン部の合宿で、コーチから
しょっちゅう注意されていたのが、これでした。

高校の頃に果たせなかった「腰」のテーマが、また巡ってきました。今度こそ、
今度こそ克服したいです。明日から「粘り腰」に向けて再スタートです。
合気道も私の人生も、目指すは「粘り腰」。

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